『原子力潜水艦がやってきた済州、私たちは何をすべきか?』討論会
ガンジョンのはなし(강정이야기)2018年4月号 1面記事
『原子力潜水艦がやってきた済州、私たちは何をすべきか?』討論会
去る3月24日土曜日、済州道議会の大会議室において、『原子力潜水艦がやってきた済州、私たちは何をすべきか?』討論会が行われた。「東アジアの核軍備競争と済州島の未来」というテーマでハンリム大学のイ・サムソン教授が発表し、4名の討論者(ユン・ヨイル、オム・ムンヒ、シン・ガンヒョプ、チャン・ハナ)が討論した。討論会は100余名の参加者が一緒に話し合う自由討論で締めくくられた。主催側は、この日出された様々な意見をもとに「道民から始まる済州道非核条例制定運動」を準備し、済州道非核化運動を進めていくという今後の計画を明かした。
この討論会は「済州4・3 70周年記念事業委員会」、「ガンジョン村海軍基地反対対策委員会」と済州大学の「共同資源と持続可能社会研究センター」、「非武装平和の島済州をつくる人々」などの諸団体が共同主催し、ガンジョンの「聖フランシスコ平和センター」が主管した。一方、参加者のうち、元海軍出身で現「韓国国防フォーラム」の関係者と名乗った男性が、ほかの参加者の要求で退場する様子が見られることもあった。
文:イサン