4・3民衆抗争70周年精神継承3・10道民ゼネスト記念大会 決意文

＊以下は、2018年3月10日、「4・3民衆抗争70周年精神継承3・10道民ゼネスト記念大会」において発表された決意文を管理人が日本語に訳したものです。日本語訳は正式のものではありません。

済州4・3 70周年記念事業委員会

「記憶を超え、再び広場へ！」
『4・3民衆抗争70周年精神継承3・10道民ゼネスト記念大会 決意文』

統一独立勝ち取ろう！3・1精神継承しよう！米軍政は出ていけ！

1947年3月10日。類例のない官民ゼネストが済州で起こった。3月1日、北国民学校（小学校）に集まった3万の済州民衆は「統一独立勝ち取ろう！」、「親日謀利輩を剔抉しよう！」、「洋菓子を食べないことにしよう！」と叫んだ。しかし返されてきたのは、6名の命を奪っていった警察の故意発砲であり、米軍政はむしろ、真相究明と責任者の処罰を求める道民を強硬に弾圧した。これに憤った済州の民衆は、民間だけでなく官公署と学校まで参加する道民ゼネストで立ち向かったのである。3・10道民ゼネストは、解放以降、新しい世界を渇望していた済州の民衆の巨大な喊声と波であった。

2017年3月10日。憲政史上最初にパク・クネが大統領職から罷免された。権力を私有化し、民衆の暮らしを財閥と官僚に売り渡したパク・クネが、憤った蝋燭によって引きずりおろされたのである。1800万蝋燭の喊声は、パク・クネだけでなく、解放以降も変わらない我が社会の積弊を清算しようという叫びであった。

4・3特別法改正せよ！集団解雇撤回せよ！法外労組撤回せよ！第2空港中断せよ！営利病院とめろ！大型カジノやめろ！

2018年3月10日。今、済州の社会はどうであるか。巨大な資本と権力の前で、労働者・農民の生存権は余地なく踏みにじられており、共同体と公共性は浅薄なる開発の論理の前で崩れている。

労働人権を破壊する集団解雇、故郷を離れるよう強要する農業抹殺政策、労働者の自主的権利を遮断する法外労組の強要、民主主義を否定する第2空港の強行、命まで売り渡す営利病院の推進、賤民資本主義を強要する大型カジノ、4・3民主抗争を歪曲して否定する極右勢力の蠢動。済州の社会は、数えきれない積弊によって呻吟しながら、果てしなく墜落している。

まさに今、3・10道民ゼネストの精神を再び呼びだすべき時である。弾圧と抑圧の矛盾を断ち、新しい社会の建設の壮途につくべき時である。

4・3民衆抗争精神継承、新しい社会を建設しよう！

ここに再び決意しよう！3・10道民ゼネストと4・3民衆抗争の精神を受け継ごう！記憶を超え、再び広場に出て、積弊の完全清算と新しい社会の建設を決意しよう！

4・3特別法改正せよ！集団解雇撤回せよ！法外労組撤回せよ！第2空港中止せよ！営利病院やめろ！大型カジノやめろ！

3・10道民ゼネスト精神で積弊を清算しよう！

4・3民衆抗争精神継承、新しい社会を建設しよう！

2018年3月10日

4・3民衆抗争70周年精神継承3・10道民ゼネスト記念大会 参加者一同

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